50代でも白髪がない人の特徴とは

なぜ白髪が生えてくるのか

髪の毛の色は髪の毛の中のメラニン色素の量によって決まります。日本人は髪の毛の中のメラニンが多いため、黒髪となります。そのため、髪の毛の中の色メラニン色素が減ると白髪となります。メラニン色素は頭皮の中になるメラニンを作る細胞によって作られます。この細胞のことをメラノサイトといいます。メラノサイトの働きが下がると、メラニン色素も減り、白髪が増えていきます。

白髪が生える原因とは?

白髪が生える原因は大きく分けて6つあります。ご自身にあてはまるものがあるか確認してみましょう。

遺伝

最も多い原因は遺伝によるものです。両親や祖父母が白髪が多い場合、自身も白髪が多くなる可能性が高くなります。また、白髪が生えてくる年齢や、白髪が生えてくる場所なども親とよく似てくることがあります。

加齢

年齢を重ねるとメラノサイトの機能が低下し、髪の毛の中で作られるメラニン色素が減少してくるといわれています。一般的に35歳以降になると白髪が気になる人が増えてきます。年齢を重ねると白髪が気になるのは仕方がないことでもあります。

ストレス

ストレスを感じるとメラノサイトの機能が低下し、メラニン色素の量が減ることで白髪が生えてきます。また一時的なストレスであれば、メラノサイトの機能が再度元に戻ることもありますが、長期間のストレスによりメラノサイトがダメージを受けてしまうと、正常な状態に戻らない可能性もあります。その場合、白髪から黒髪に戻ることは難しくなってしまいます。

栄養不足

タンパク質が不足しているとメラニン色素の元となる物質も足りなくなってしまいます。さらにミネラル・ビタミンも髪の毛の生成とメラニン生成に重要な役割を果たすものがたくさんあります。の中でも特に亜鉛は髪の毛のもとを体の中で生成するうえで必要となるミネラルです。

環境要因

髪に対する化学物質や放射線を長期的に浴びると、メラニン産生に悪影響を与える可能性があります。メラニン産生が正常に行われないことで、白髪の原因となることがあります。

白髪を抑えるためにできること

ストレスをためない

先に記載したように、ストレスは白髪の原因となることが分かっています。日々忙しい中でストレスを感じないようにするのは難しいですが、少しでも減らすように意識してみましょう。
仕事中や日常生活の中でストレス感じていると思ったときはゆっくりと深呼吸をしてみましょう。深呼吸をすることで副交感神経が優位に働き気持ちを落ち着けることができます。

睡眠をしっかりとる

睡眠中には成長ホルモンが分泌されますが、この成長ホルモンは白髪の予防にも効果があるそうです。睡眠の質をあげるために”22時までには寝ましょう”ということを耳にしたことがあるかと思いますが22時から2時までの間は成長ホルモンの分泌が多い時間帯です。たまには寝る前のテレビやスマホを控えて、質もより睡眠をとれるよう意識してみてください。

栄養が取れる食事をする

食事の準備にとる時間がなく、普段の食事はファストフードや外食が多くなっている方も多いのではないでしょうか。調理済みのものを購入する際も野菜が多く含まれるものを購入してみる、週に1,2回は自炊の日をつくるなど日常生活の中で少しでも栄養素をとることも意識して食事を選んでいきましょう。また毎日のご飯を五穀米に変えるだけでも不足しがちなミネラルや食物繊維を補うことができます。

ハーブ健康本舗 五穀米
5

頭皮マッサージをする

頭皮マッサージをすると血行が促進され髪の毛に栄養がいきわたることで白髪が改善されることがあります。睡眠不足やストレスでも血胸不良となるため、自分で気が付かないうちに頭皮が硬く血行不良になっているかもしれません。血行促進されると白髪だけでななく、抜け毛や髪の毛のハリ不足にも効果が期待できます。

生えてしまった白髪をカバーするには

白髪を見つけると抜きたくなりますが、白髪を抜くのはやめましょう。毛根にダメージを与えて、薄毛やさらに白髪が原因となってしまいます。生えてきた白髪をどのようにカバーするのがよいのか具体的に記載していきます。

白髪染めをする

白髪対策ですぐに思いつくのは白髪染めかと思います。白髪を単に黒く染めるだけでなく、ハイライトやローライトをいれて目立ちにくくする染め方もあります。ただ、1~2か月経つと根元の白髪が気になり、再度白髪染をする手間がかかります。最近では毎日のシャンプーやトリートメントで白髪を染められる商品もあるので、毛染めより手軽に白髪ケアをすることができそうですね。

レフィーネ カラーシャンプー
5

気になる部分をカットする

前髪の目立つところに1本だけ気になる白髪がでてきた・・という場合は抜かずに根元に近いところでカットしましょう。手軽に自身でもできるケアです。ただ伸びてくると目立ってしまうので、あくまで一時的なカバー方法ということを気を付けてください。

分け目を工夫する

髪の毛の分け目をまっすぐにしてしまうと白髪が目立ちやすくなってしまいます。分け目をジグザグにすることでトップがふんわりとし、根元の白髪が目立ちにくくなる効果があります。今から試すことができる方法なのでぜひ試してみてください。

白髪ケア化粧品を使う

気になる根本部分に黒くなるスプレーやパウダーを使用することで白髪カバーが簡単にできます。白髪染めがなかなかできない方や白髪染めの間の期間などに活用してみてはいかがでしょうか。朝ヘアセットの際に使用し、シャンプーで簡単に落とすことができます。

ご自身にあったケア方法を探しながら、日々の生活習慣も見直し白髪が生えにくい体を目指していきましょう。

最新情報をチェックしよう!